創業への想い
私たちはいつから、遥か頭上を見上げることをやめ、足元の石を拾って互いに投げ合うようになってしまったのでしょうか。
かつて、この国が新しい時代をこじ開けようとしていた頃。そこには、他者を論破する狡猾さや、斜に構えた冷笑など入り込む余地はありませんでした。人々を突き動かしていたのは、ただ純粋に国家の行く末を憂う思いであり、上空に浮かぶ一朶の白い雲だけを見つめて坂を登り続ける直向きなまでの実直さと途方もない熱量でした。
翻って、現代のデジタル空間で繰り広げられる「政治公論」はあまりにも空虚な消費劇です。誰もが下を向き、手のひらの小さな画面の中で言葉尻を捉え、見た目を揶揄し、対立する者の人格までをも否定する。アルゴリズムが優遇する分断と炎上に政治家自身が迎合し、消費されるだけのコンテンツへと成り下がっています。
私は、この冷笑主義に支配された「亡国のエンターテインメント」を、これ以上座視することはできません。政治を再び、消費劇から、真摯な公論の場へと取り戻さなければなりません。
地方政治の現場には、冷笑や批判に晒されながらも、地域のために泥臭くどぶ板を這いずり回る不器用な人々が確実に存在します。私はデジタルの力を使って、彼らの流す汗や内に秘めた覚悟を、一切の脚色なく有権者に届けます。テクノロジーは分断を煽る道具ではなく、埋もれた誠実さを可視化するための光であるべきです。
現代の政治空間に、かつての熱と、互いの志を信じ合える誠実さを取り戻す。もう一度、誰もが坂の上の雲を目指せる国にしたい。その大志を胸に、私はこの会社を設立しました。